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カーボンフットプリント
2009年4月 2日

CO2排出量の見える化。

イギリスを中心として、広まってきたカーボンフットプリント。日本では、経済産業省が中心となって、昨年6月に研究会が発足し、12月ビックサイトのエコプロダクツ2008では、多くの試作品が展示されました。

カーボンフットプリントの表示

"Carbon footprint"(炭素の足跡)とは、我々が生活の中で消費しているモノやサービスについて、「原料採取→製造→包装→輸送→購買・消費→廃棄」に至るまでのサイクル全体で発生するCO2排出量を算出してラベルに表示し、その製品を購買することによる環境への影響を消費者の目に「見える化」しようという試みのこと。

このカーボンフットプリントの目的は、大きく2つあります。ひとつは自分が消費している製品がどれだけのCO2を排出していて、そんな日常生活が地球温暖化に影響していることへの「気づき」を与えること。もうひとつは、企業が環境活動に取り組む姿勢を消費者に向けて分かりやすくアピールでき、それが日々店頭で評価されることで、環境負荷低減に向けた企業努力のモチベーションになることです。それによって、より低炭素な製品が好まれる「消費構造の低炭素化」への好循環が生まれることが期待されているのです。

玉ねぎ

計画では今年の春なので、そろそろ店頭にこんな商品が並んでくると思います。ただ、カーボンフットプリントの算定は、LSA(ライフサイクルアセスメント)と呼ばれる手法で行いますが、その算出方法が複雑すぎるために、浸透しにくいと言われているのが実情。中小企業でも簡単にCO2排出量を算出できるようなシステム整備が求められていると思います。

ビール

みなさんは、お店で商品を手に取った時、どんな項目をチェックしますか?
もちろんまず価格を見てから、製品を手に取ります。そして、賞味期限(大丈夫か?)、内容成分(保存料、合成着色料等は入っていないか?)、原産地(中国製品じゃないか?)、内容量(たくさん入っているか?)、カロリー(500kcalもあるぞ)、そして今度はカーボンフットプリント!
「この製品はCO2排出量は100gもあるけど、こっちは70gでECOだからこっちにしよう!」と購入する時の指標になっていくことが期待されているのです。

エコバックを持ち歩いている皆さん、今後はこのマークを注意してみて下さいね。

(編集長 高橋秀幸)

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